大河「西郷どん」、地元・鹿児島は最終回30%超え 平均も30・2%
16日に最終回を迎えたNHK大河ドラマ「西郷どん」の鹿児島地区での視聴率が30・0%、1年の平均視聴率が30・2%だったことが17日、分かった。地元での西郷人気が改めて浮き彫りになった形だ。(数字はビデオリサーチ日報調べ)
関東地区では最終回は13・8%、関西地区は15・2%。年間の平均視聴率は関東で12・7%、関西で15・8%だった。
だがやはり西郷の地元・鹿児島の視聴率は高かった。
鹿児島地区の視聴率は24週調査地区のため、全47回の平均数字ではないが、それでも23回分調査で平均30・2%と高い数字が。最終回も30・0%と、平均視聴率とほぼ変わらない数字となった。
1年間駆け抜け、ゴールを迎えた鈴木は16日に更新したブログで「終わってしまいました。何というか、今は放心状態です」と最終回放送後の心境を吐露。自らが演じた西郷に関しては「家族を愛し、冗談を愛し、温泉を愛した吉之助さぁ。世間からの期待も、虚像も背負い、時に利用し、自分を律してきた西郷さん」「そんなあなたの人生を生きさせていただけて、僕は本当に幸せでした」と思いをつづっていた。