２２日放送のＮＨＫ連続テレビ小説「まんぷく」で、福子（安藤サクラ）の同僚だった野呂幸吉（藤山扇治郎）、萬平（長谷川博己）の“親友”の世良勝夫（桐谷健太）らも出征していったことが描かれたが、ネットでは野呂や、福子の義兄たちには「必ず帰って来て」と心配の声が挙がるも、世良に関しては「大丈夫」「多分平気で帰ってくる」など、世良の性格にちなみ、心配する声がここまでほぼ挙がっていない。

　この日の放送では、野呂と世良が出征していることが明らかになり、野呂から求婚されていた保科恵（橋本マナミ）が、牧（浜野謙太）と結婚したことなども描かれた。福子の周囲では、すでに義兄の真一（大谷亮平）、忠彦（要潤）も出征しており、野呂も世良も戦地へ向かった。また、牧が大切にしていた白馬・蘭丸も戦地へ。特に、野呂は恵へ求婚したまま出征しており、ネットでは「野呂、必ず戻って来い」「野呂缶、ぜったいに生きて帰って、牧夫婦んとこに乱入してほしい」など、励ましの声が挙がった。

　その一方で、世良に対しては「多分平気で帰ってくる」「世良さんの絶対戻ってくる感！」「世良さんは絶対帰ってくる（確信）」「あ、世良さんは大丈夫。まず間違いなくピンピンして戻ってくると思う」と、多くの人がほとんど世良の無事の帰還を予想。心配の声はほぼ皆無だった。

　世良は萬平の“親友”と称し、福子への猛アタックを萬平に勧める熱い一面もある一方、萬平が憲兵隊につかまったときに、福子から釈放の口添えを頼まれたにも関わらず「親友ではない」と平気で言い放つなど、損得勘定で動く調子の良さが売り。そんな世渡り上手な一面が、ファンからまったく心配されない要因となっているようだ。