爆問・太田 新潮社への慰謝料3300万円請求は「許せない、気持ちの金額」

 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(53)が、出身校である日本大学に裏口入学したとの虚偽の記事を「週刊新潮」に掲載され名誉を傷つけられたなどとして、発行元の新潮社に約3300万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めた訴訟の第一回口頭弁論が9日、東京地裁で行われた。

 太田と、妻で所属事務所「タイタン」の光代社長は出廷せず、代理人が出席した。新潮側は未出席で、5分ほどで終了した。

 「タイタン」顧問弁護士で前大阪市長の橋下徹氏(49)が代表を務める法律事務所の弁護士が口頭弁論後に報道陣の取材に応じ、太田の思いを明かした。

 名誉毀損の慰謝料について、「名誉毀損は1000万円。500万円くらいがMAX(最大)と言われていますが太田さん、光代さんのお気持ちが大きく、『こんな根も葉もない嘘は許せない』と。その気持ちを入れさせていただいた金額です」と説明。

 本人からは8月の提訴を決めるまでに、「事実無根。徹底的に争って欲しい」と連絡を受けたと言い、「(日大の)広報の方に私の方から直接連絡をさせていただいて、『ありません』という事実は頂いてます」と話した。

 同誌は問題の記事で、太田の父親が裏口入学ネットワークを利用して日大サイドに800万円を支払った、などと報じた。代理人は「事実と全く違うところと、お父様の名誉に関わってくる。そこの気持ちは光代さんと、光さんも強い」と説明。太田は新潮社から初小説「マボロシの鳥」を出版しており、「新潮さんと良好な関係を築いて仕事を一緒にやってきた。関係性がなぜ、こんなことになったのかというところも嘆いていた」と語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス