お笑いタレント・はなわ（４２）が８日、都内で、歌手デビュー１５周年記念のワンマンライブを行った。これまでの活動を振り返ったはなわは、「２００３年はターニングポイント。夢のような年だった」としみじみ。同年発売のシングル「佐賀県」が大ヒットし、ＮＨＫ紅白歌合戦初出場も果たした１年に思いをはせた。

　ステージでは「ＨＡＮＡＷＡ　ＲＯＣＫ」「佐賀県」や、３日に発売したアルバム「カラアゲ」収録曲など全１３曲を熱唱した。途中、サプライズゲストで登場した歌手の中村あゆみ（５２）と「翼の折れたエンジェル」をコラボ唱。ヒートアップした観客を「この後も僕の歌が続きますが…」とたしなめ、笑いを誘う一幕もあった。

　また、昨年の「日本レコード大賞」で企画賞を受賞した楽曲「お義父さん」も披露した。この日は、はなわの義父の命日でもあり、情感たっぷりに歌い上げ、笑いと感動のステージを彩った。