フジテレビに朗報 「コード・ブルー」がテレビ美術の栄誉「伊藤熹朔賞」本賞受賞

 テレビ美術に功績のあった人を顕彰する「第45回 伊藤熹朔賞」授賞式が8日、都内で行われ、フジテレビが2017年7月期に放送した歌手で俳優・山下智久(33)主演ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON」のセットを手がけたセットデザイナー・飯塚洋行氏が本賞を受賞した。

 テレビ美術界で最高の栄誉とされる本賞を受賞した飯塚氏は、「美術デザイナーを志した時からの遠い夢でもありました」と喜びを口にした。続けて、「日々全力で『コード・ブルー』に向き合ってきました。その結果がデザイン、そして画面に表れて評価して頂けたのだと感じています。『コード・ブルー』だからこそ受賞できたのだと思いますし、この作品に参加できたことを感謝したい」とコメントした。飯塚氏は7月から公開中の劇場版も手がけている。

 今回は、ドラマのメーン舞台である救命救急センターのデザインが、「洗練されたデザインと計算された色彩計画で圧倒的な空間を創りだしている」と高い評価を受けた。ほかにも、「迫力ある臨場感にあふれた事故現場セットは、撮影に必要な空間を保ちながらも実にリアルに再現している」と称賛された。

 フジテレビの作品が本賞を受賞するのは、2010年の「フジテレビ開局50周年ドラマ わが家の歴史」を手がけた柳川和央氏以来、8年ぶりとなった。

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