FLOW アニメ縛りツアー最終公演 開演の声は水樹奈々

 4人組ロックバンド・FLOWが、アニメ主題歌&関連曲のみを演奏する全国ツアー『FLOW 15th Anniversary TOUR 2018「アニメ縛り」』が1日、東京・豊洲PITで最終日を迎えた。

 数々のアニメ主題歌を担当してきたFLOWのアニメ縛りライブだけに、開演前の会場アナウンスを「NARUTO -ナルト-」の日向ヒナタの声優を務める水樹奈々が担当。親交の深いアニソンシンガー・きただにひろしがサプライズで登場し、「ONE PIECE」の初代主題歌「ウィーアー!」をFLOWと共に披露するなど、多彩な演出で3000人のファンを沸かせた。

 メンバーのボーカル・KEIGOが「きょう演奏している曲は全部みんなと出会えた曲たちです。そして出会い方はアニメ、ライブ、ロックフェス、みんな様々だと思う。アニソンバンドとかロックバンドとか、そんな肩書きはどうでもいい。もしそんなジャンルの間にボーダーラインがあるなら、その壁をぶっ壊せるバンドに絶対なるので、ついて来てください!」と、熱い気持ちをファンに届けた。

 本編のラストはFLOWとアニメとを繋ぐキッカケとなった最初の曲「GO!!!」を大合唱。アンコールでは、完成したばかりの8月29日発売の新曲で、ABCテレビドラマ「幸色のワンルーム」の主題歌「音色」も初披露。全24曲を演奏した。

 終演後にはサプライズ映像で2019年1月30日に10年ぶり2度目となる東京・日本武道館公演が発表され、場内は大きな歓声と拍手に包まれた。メンバーは「10年ぶり2度目の日本武道館LIVE。みんなとだから創れるFLOW BEST LIVEを武道館で!感謝と覚悟を持って、よろしく!」とコメントした。

 さらに、メジャーデビューから15年目の記念日となる7月2日からは、これまでFLOWが発表した全曲が、各サブスクリプションサービスで配信開始される。

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