コロッケ 映画初主演も「ドッキリだと思っていた」…本名・滝川広志名義で出演
タレントのコロッケ(58)が17日、大阪市内で、公開中の初主演映画「ゆずりは」の会見と舞台あいさつを行い、「ドッキリだと思っていた」と打ち明けた。今作では本名の滝川広志名義で出演した。
舞台あいさつでは、美川憲一、田中邦衛、武田鉄矢らのモノマネをサービス。その上で、主演映画は「最初はドッキリだと思っていた」と明かし、「最近のドッキリは1、2カ月かけるものがあるので、衣装合わせのときに(ドッキリだったと)出てくるかなと思ったが出てこなくて」と笑った。
これまでも舞台では芝居を演じてきたが、コロッケによると、かねて映画やドラマの関係者からは「コロッケは出てきてもコロッケだから無理だよ」と指摘され続けてきたいう。しかし、そんな関係者も今作を鑑賞して、「間違っていた。あのとき、使っておけば良かった」とうなっていたと胸を張った。
動きなどに趣向を凝らしたモノマネを得意としているコロッケ。撮影を振り返り、「“コロッケ”は足し算の芸だった」と分析し、俳優・滝川広志には「余計な動きをそぎ落とす引き算が求められた」と説明。今後の俳優業については「ちゃんとした役をいただいた時にぜひお願いしたい。人間性が出る役をやりたい」と話していた。