西城さん急死 新御三家ショック…ひろみ動揺、五郎は絶句

 「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」「ギャランドゥ」などのヒット曲で知られる歌手の西城秀樹(本名木本龍雄=きもと・たつお)さんが16日午後11時53分、急性心不全のため、横浜市内の病院で亡くなっていたことが17日、分かった。63歳。広島県出身。

 関係者によると、4月25日に意識を失い、病院に搬送されていた。03年と11年に脳梗塞で倒れ、右半身にマヒが残りながらも歌手活動を続けてきたが、帰らぬ人となった。通夜は25日午後6時、葬儀・告別式は26日午前11時から東京・青山葬儀所で。喪主は妻の木本美紀さん。

 残された「新御三家」の2人は、ショックを隠せなかった。

 野口は、ショックが大きすぎ、インタビューなど直接対応することは難しい状態。事務所を通じ「あまりにも突然で今は言葉が見つかりません。気持ちの整理がつくまで、少し時間を下さい。申し訳ございません」とコメントした。プライベートで地方に滞在しており、西城さんの訃報を知らされ絶句したという。

 野口は西城さんが15年に行った還暦コンサートにサプライズ登場している。熱い抱擁を交わし、変わらぬ友情を見せていた。ステージでは「何か一緒にやろう」と約束し合ったが、叶うことはなかった。電話では定期的に連絡を取り合っていたという。

 郷は、27日に開幕する全国ツアーに向けた通しリハーサルを行っていた。リハの途中で知らされ「動揺し、驚いていた」(関係者)という。

 所属事務所を通じ「同世代として、とても残念です。ボクの中で長男は五郎、次男は秀樹、末っ子がボクでした。秀樹が先に逝ってしまったこと、とても悲しい気持ちでいっぱいです。

 デビュー当時、右も左も分からなかったボクに『ひろみ、何か分からないことがあったら、俺に聞いてくれる?』と親身になってくれたこと、一生忘れません。心からお悔やみ申し上げます」としのんだ。

 「週刊新潮」2016年2月25日号のため、3人で還暦鼎談(ていだん)を行ったのが最後の集結となった。

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