ほしのあき、エー・チーム小笠原社長葬儀に参列 ひらがな改名でブレーク導いた恩人

涙ぐみ遠くを見つめるほしのあき=青山葬儀所(撮影・園田高夫)
ハンカチを手に遠くを見つめ故人を思い出すほしのあき=青山葬儀所(撮影・園田高夫)
会見に応じたほしのあき=青山葬儀所(撮影・園田高夫)
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 8日に大腸がんのため亡くなった大手芸能事務所、エー・チーム社長の小笠原明男さん(享年62)の葬儀・告別式が12日、東京・青山葬儀所でしめやかに行われた。

 所属タレントのほしのあきも参列し、久々に取材に応じた。23歳の時に、エー・チームに所属。本名の星野亜希から「みんなに覚えてもらいやすく、柔らかい感じがするから」と、平仮名の芸名に変えることを提案したのが小笠原さんだったという。

 改名のかいあって、グラビアなどで大ブレークしたことを振り返り、「たくさんのお仕事をもらえたのは明男さんのおかげ。感謝しかないです」と涙ぐんだ。

 「仕事がない時に、うちに来て、ご飯でも食べるか、と手料理をごちそうしてくれた」と懐かしそうに語ったほしの。2011年にJRAの三浦皇成騎手と結婚が決まった際も「すごく喜んでくれて、すぐに(三浦が滞在していた)北海道まで来て、『よろしくね』とあいさつしてくれた」と明かした。

 その後の芸能人生でも小笠原さんは「大丈夫、なんとかなるから」と励ましてくれたといい、「天国でゆっくり休んで、大好きなゴルフとお酒を楽しんでください」と、祭壇でダンディーにほほ笑む遺影に呼びかけた。

 告別式には小笠原さんが最初にマネジャーについた俳優の永島敏行、所属俳優の岩城滉一、米アカデミー外国語作品賞を受賞した映画「おくりびと」を手がけた映画監督の滝田洋二郎氏ら、多くの関係者が参列した。

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