ピース又吉 舞台書き下ろし初長編が映画に…「凜(りん)」、「火花」に続き2作目

 芥川賞作家でお笑いコンビ・ピースの又吉直樹(37)が、11年前の舞台のために書き下ろした自身初の長編「凜(りん)」が、映画化されることが20日、分かった。

 神隠しの伝説が残る学校を描いた青春群像劇のサスペンス。2015年に「火花」で芥川賞を受賞するより前に手掛けた作品で、07年12月に神保町花月で舞台公演が行われ、ピース、はんにゃら芸人が出演していた。又吉が映画原作を担当するのは、昨年公開の「火花」に続き2作目で、脚本監修も手掛ける。

 映画版は、ダンス&ボーカルユニット「M!LK」佐野勇斗(19)と俳優・本郷奏多(27)のW主演で、監督はドラマ「小さな巨人」などの演出歴を持つ池田克彦氏。

 マジメな高校生・町田役の佐野は、「原作がとても面白く、演じるのがとても楽しみです。僕としてはすごく挑戦的な役」と腕まくり。不思議な転校生・天童を演じる本郷は、「又吉さんの原作で読んでみたらすごくひき込まれる内容で面白い作品でした。作品に出演することができて非常にうれしいです」と又吉センセイとのコラボを喜んでいた。

 18年度公開予定で、4月19日に開幕する「第10回沖縄国際映画祭」で先行上映される。

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