北島三郎次男病死 長男・竜さんが自宅で発見、事件性はなし

 歌手・北島三郎(81)の次男で、元ミュージシャンの大野誠さんが、今月3日に東京都調布市内の自宅で遺体で発見されていたことが7日、分かった。51歳だった。死因は心不全。1人暮らしで昨年から体調が良くないと話していた。北島はこの日夜、都内で気丈に会見を行った。憔悴しきった様子で、目に涙をため「息子に先立たれるのはつらい」と語った。この日、近親者のみで通夜を行い、8日に家族葬を行う。

 北島の長男で、事務所の社長である大野竜さんによると、親族が複数回電話やメールをしても反応がなかったことから、3日夜に竜さんが警察をともなって安否確認のために誠さん宅を訪問。服を着たまま倒れて亡くなっている誠さんを発見した。事件性はなく、病死とみられている。

 竜さんは2月22日ごろ、誠さんに楽曲を依頼していた。北島の娘婿である北山たけし(41)と、弟子である大江裕(28)のデュエット曲。楽曲制作中だったため、連絡がつかないことを当初は疑問に思わなかったが、あまりに返信がないため、心配になって確認に赴いたという。

 誠さんは5人きょうだいの次男。父と同じく音楽の道に進んだ。1988年に「MAKOTO」の名で、ロックバンド「1stBLOOD」のリーダー&ボーカルとしてデビューした。解散後には「大地土子」の名で創作活動に専念。北島が歌った、NHKEテレの人気アニメ番組「おじゃる丸」のオープニングテーマ「詠人(うたびと)」「夢人(ゆめびと)」や、14年には北島と北山との(44)とのデュエット曲として発表した「路(みち)遥か」などを手掛けてきた。

 誠さんを知る人物は、デイリースポーツの取材に「親しい人には明るく話すが、基本的に人見知りで控えめな人だった」と話す。持病や通院歴はなかったといい、最近会ったという関係者は、特に変わった様子もなく元気だったと話した。関係者には、「韓国人のいいアーティストがいるので、手掛けるつもり」と前向きに語っていたという。

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