阿部寛 染谷将太になりたい「若さに戻ってみたい」

 俳優・染谷将太(25)が14日、主演映画「空海-KU-KAI-美しき王妃の謎」(24日公開)の試写会イベントに共演の阿部寛(53)とともに参加し、今作の中国ロケについて語った。

 チェン・カイコー監督のもと、5カ月間、現地で撮影した空海役の染谷は「初体験だらけ。誰も東京ドーム8個分のセットを作ろうと思わない。CGが多い中、本物を作ろうって。5カ月かかったけど、1日5カット撮れればいい方。何十カット撮るのが普通で、ぜいたくな時間の使い方だった。食事も3食、温かい中華ご飯を食べられた」と振り返った。

 現地での楽しみ方を聞かれると、「観光する暇もなかった。ホテルで台本とにらめっこ。たまにやるゲームが楽しみだった。日曜が撮休(休み)だったので、ゲームしてカップラーメンを食べて、悪いことをした気分になっていた」と笑った。

 怪事件の鍵を握る阿倍仲麻呂を演じた阿部は、染谷の撮影後、1カ月半にわたって現地に滞在したといい「スケールが本当に大きいと思った。周りにおいしいものがたくさんあって太ってくる。最後はマントウで我慢した」と明かした。

 また、劇中で空海が使って事件をひもとく“幻術”を使えたら、何になりたいかを聞かれると、染谷は「ナマケモノ」と即答。「ナマケモノって彼らからしたら、怠けてるのか不思議。ナマケモノになって怠けたい」と希望を口にした。それでも、阿部が「染谷君になりたい。堂々と主役をやられてる。この若さですごい。もう1回、(染谷くらいの)若さに戻ってみたい」と回答すると、「ナマケモノとか言ってられない。気を引き締めて」と恐縮&反省していた。

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