林真理子氏、ルンルン期を回想「ひふみん枠ですね」

 NHK大河ドラマ「西郷どん」の原作者で作家の林真理子氏が20日、NHK総合の生番組「土曜スタジオパーク」に出演し、エッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーになった当時を「私自身も加藤一二三枠というのかな、あんな感じだったの」と振り返った。

 コピーライターだった林氏は1982年、28歳の時に「ルンルンを買っておうちに帰ろう」を発表。「ルンルン」は流行語となり、社会現象となるほどのベストセラーになった。

 林氏は「すごく売れたんです。売れて、私自身も非常に、加藤一二三枠というのかな、あんな感じだったの。よその分野の人なんだけど、すごくテレビに出まくって。私この年、紅白の審査員をさせていただいたんですよ。一二三枠で。なんとなく世の中を騒がした、ちょっと人気が出てる、面白い一枠で出たの」「テレビは出まくるわ、雑誌はすごかったです。ひふみん枠ですね」と、当時のポジションを昨年、棋界から芸能界に転身して大ブレークした加藤一二三九段に例えて説明していた。

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