まゆゆ AKB卒業公演…最後まで「THE アイドル」貫き「150点」

会見に登場し笑顔で手を振る=都内 
卒業公演を行ったAKB48・渡辺麻友=東京・秋葉原のAKB48劇場(C)AKS  
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 アイドルグループ・AKB48の渡辺麻友(23)が26日、東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行った。自身がすべて考案したセットリストで21曲を披露。公演後の会見では、グループでも唯一無二の「THE アイドル」として駆け抜けて来た11年間を振り返り、「150点」と自己採点した。

 日本一の王道アイドルの口から、あふれる思いが言葉になってこぼれた。“スキャンダル処女”を貫いた11年間を、渡辺は「恋愛禁止みたいなルールもあったので、ルールはすごく守っちゃうタイプというか、まじめになっちゃう性格なので、まじめに守り抜いた結果、こうなったみたいな感じですかね」と述懐した。

 その上で「そういう私を応援して下さった方もたくさんいらっしゃる。支えていただけたのは誇りだなと思います」とニッコリ。スキャンダルについては「(立場上)プレッシャーで、私(が起こしてしまって)は絶対ダメだなという感じでいました」と、周囲の期待に応え続けてきたプライドもかいま見せた。

 自身が思うアイドル像を「個人的には、ちょっと非現実的というか、表のキラキラした部分しか見せない、裏側の部分は見せないもの」と語った渡辺。自らについては「意識してやってたわけではなく、自分らしくやってたところでそういう評価を受けてしまって、それに寄せていった」と明かした。

 常に抱えていたプロ意識は、この日の卒業公演でも健在。周囲に「涙で歌えなくなるのはプロとして失格」と話し、ただ1人残った同期の柏木由紀(26)と「思い出のほとんど」を歌った際も、柏木が感極まって涙をこぼす前で必死に涙をこらえ続けた。

 AKBメンバーとして自身の点数を問われると、「え~っ、150点!『11年間まっすぐ頑張ってきたな、自分!』と思うので、それぐらい付けてあげてもいいかなと思います」と胸を張った。今後は恋愛も解禁となるが、「本当に全然してこなかったので、自分、大丈夫かなという怖さもあるんですが、タイミングがあればしたいです」としつつ、「まずは仕事ですね。仕事が大好きなので」とソロとしての新たな人生に目を向けた。

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