山陽新幹線 岡山駅で犬が線路に飛び降り運転一時ストップ

 JR西日本の山陽新幹線で19日夕、岡山駅のホームから乗客の犬が線路内に入り、相生-新倉敷間で新幹線の上下線が一時ストップするアクシデントがあった。

 JR西日本の広報部によると走行中の新幹線が止まったのは、16時52分。下りのホームから犬が線路内に飛び降りるのを駅の係員が発見し、ホームに設置してある、列車を止める防護スイッチを押したという。犬は発見されていないが、社員が線路内を調べた上で17時43分に、スピードを緩めた最徐行で運転が再開された。

 犬の捜索は、社員が引き続き行っているというが18時50分現在で、発見されたとの情報は広報部に入っていない。犬の種類や特徴なども「分かっていない」という。

 運転がストップした新幹線のひとつにはデイリースポーツの社員も乗車。車内では乗客向けに線路に犬が飛び降り、その犬を捕獲するために出発を見合わせていることがアナウンスされたが、混乱などはなかったという。乗車していた新幹線は55分遅れで岡山駅に到着した。

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