阪神・才木 権藤博に並ぶNPB記録、巨人戦11連勝へ24日先発 前半戦ラスト3連戦初戦「チームが乗れるように」
阪神の才木浩人投手(27)が24日の巨人戦(甲子園)に先発する。右腕は現在、対巨人戦10連勝中。勝てば1962年~63年の権藤博に並ぶNPB記録になる。今季も4戦3勝で、防御率は1・37と安定感は抜群。虎が誇るGキラーが、前半戦最後の大きなヤマ場となる、首位攻防3連戦の先陣を切る。
前半戦最後の大一番。優勝を争う巨人との戦いを前に、才木はひょうひょうと語った。「首位攻防戦ですけど、あんまり関係ないんで。いつも通りのピッチングができたらいいなと思います」。どこが相手だろうと関係ない。自らの仕事に集中している。
巨人戦は24年7月から、ここまで10連勝中。NPB記録に並ぶ、権藤博以来63年ぶりの11連勝も目前だが「(記録は)興味ないですね。ずっと抑えられてるわけでもないですから。点を取られてるときもある。野手のおかげです」と意識はしていない。
相性がいいゆえに、自然と対戦は多くなっている。「なんか3年前くらいから巨人戦ばっか投げてる」と話す通り、今季ここまでの4戦も含め、ここ4年で23度目の対戦となる。他のチームと比べても、一番当たっている相手だ。
対戦が増え、対策をされる難しさもあるが、投球に大きな変化を加えることはない。「あくまで自分のピッチングを主体としていく中で、相手の反応だったり、傾向を見ながら、配球とかを変えていけたら。慎重になると逆に打たれるかなと思う」。今季も4戦3勝で、防御率は1・37としっかり抑えている右腕。自慢の真っすぐで押す、強気のスタイルを貫く構えだ。
この日は、強い日差しが照りつける甲子園での投手指名練習に参加。キャッチボールやダッシュなどで調整した。あまりの暑さに、びっしょりと汗をかき、苦悶(くもん)の表情も浮かべたが「暑さ対策はいろいろやっている。先週のマツダ(の暑さ)がやばすぎたんで、それに比べたらマシなんで大丈夫です」と笑った。
今季も開幕から先発ローテの軸として、チームを支えてきた才木。勝負の後半戦へ向けても、一つ区切りのマウンドになる。「オールスター前の自分のラスト登板。しっかりいい感じで前半戦を終われたらいいなと思う。ラスト3試合の一発目なので、チームが乗れるようにゲームを作りたい」と意気込んだ。
真夏の甲子園で行われる勝負の3連戦。Gキラーが大事な一戦で、相性通り宿敵を圧倒し、チームに流れを呼び込む。
