ジャニーズＪｒ．のユニット「Ｍｒ．ＫＩＮＧ」の平野紫耀（２０）がこのほど都内で、舞台「ジャニーズ　Ｈａｐｐｙ　Ｎｅｗ　Ｙｅａｒ　アイランド」（来年１月１～２７日＝東京・帝国劇場）に向けた意気込みを語った。ジャニーズの歴代名曲で構成する第２幕のショーには、少年隊・東山紀之（５１）も出演。大先輩との共演に感謝しつつ、「『負けないぞ！』という気持ちです」と“下克上”を宣言した。

　正月を華やかに彩るステージの準備は着実に進んでいる。ジャニーズのヒットナンバー１７曲が披露される第２幕は、国内外の一流クリエイター陣が振り付けを担当。その１人、故マイケル・ジャクソンの最後の振付師として知られるトラヴィス・ペイン氏から指導を受けた平野は、「英語を使えなくてもいいんだと思いました。『ダンスでわかり合える。言葉は要らない』と教えられました」と充実感を漂わせた。

　近藤真彦（５３）、少年隊、光ＧＥＮＪＩ、ＳＭＡＰらの往年の名曲に、新たな振り付けが加えられた。演出を手掛けるジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長（８６）は、「我々は新しいものを望んで、狙ってます。見ていて楽しいと思います」と進化に満足げ。平野も「僕らが常に新しい何かを発見しなきゃいけない」と肝に銘じた。

　稽古場には頼りになる背中もある。舞台ではジャニー社長と９年４カ月ぶりのタッグとなる特別出演の東山だ。新春早々の世代を超えた共演に、平野は「出ていただけるだけでありがたい。東山さん自体がお年玉！！元旦からステージに立てるのはめでたいことですし、うれしい」とハイテンション。

　「２人で踊るところがあって、ついていくのに必死。ターンが早すぎて…。僕が５０歳のときにはパターゴルフで精一杯だと思います」。ジャニーズＪｒ．の中心的存在であるハタチは、ジョークを交え、３０歳以上も年が離れた先輩へ尊敬のまなざしを向けていた。