「リンキン・パーク」チェスター・ベニントンさん自殺か

 米ロックバンド「リンキン・パーク」のリードボーカル、チェスター・ベニントンさんが現地時間20日、ロサンゼルス近郊の自宅で死亡しているのが見つかった。41歳だった。自殺とみられる。

 アリゾナ州出身のベニントンさんは、ロックやヒップホップなどさまざまな要素を融合したミクスチャー系ロックバンドとして、リンキン・パークを結成し、2000年にアルバム「ハイブリッド・セオリー」でデビュー。米音楽の最高名誉・グラミー賞に2度輝くなど、華やかなアーティスト活動の一方、薬物やアルコール依存症を告白していた。

 親日家としても知られ、人気フェスのサマーソニックに出演するなどたびたび来日。東日本大震災の復興支援チャリティーにも尽力した。今年4月にも新アルバム「One More Light」のPRのため、来日したばかりだった。

 11月には千葉・幕張メッセでの来日公演が控えていたが、主催者側は開催について詳細が決まり次第、発表するとした。同公演にゲスト出演が予定されていたONE OK ROCKのボーカル・Taka(29)は、SNSで「悲しすぎて。もう空っぽです。まだ信じられない」と悼んだ。

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