小林麻央さん死去 支え続けた夫・海老蔵「まおの存在で私は変わった」

 乳がんを公表し、闘病中だったフリーアナウンサーの小林麻央さんが亡くなったことが23日、分かった。34歳の若さだった。

 昨年6月に夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が病を公表。抗がん剤や輸血などの治療を続け、今年5月29日には在宅医療に切り替えていたが、7月21日に迫った35回目の誕生日を前に力尽きた。海老蔵は「まおの存在で私は変わった」というほど愛情と信頼を寄せた女性を失った。

 海老蔵は2016年6月9日に会見し、麻央さんの病状を公表した。報道陣の質問に時折、笑顔を見せて答えながらも明らかにされる病状は深刻だった。

 乳がんと診断された日について「忘れもしません。日本橋のホテルで2人で話し合い、私自身、途方に暮れた」と振り返った。

 今年1月に日本テレビ系で放送された特番「市川海老蔵に、ござりまする。」では「絶対に治らないレベルの病気だったんです」と打ち明けた。

 このインタビューは昨年10月時点でのもので、「早かったら3、4、5月でたぶんダメだった。今年の夏は絶対無理だと思った。今10月でしょ。もう既にこの時点ですごいことが起こってる」と、奇跡が起こっているという思いを明かしていた。

 麻央も同番組のインタビューを受け、「役者・市川海老蔵をパートナーとして支えられるチャンスを、神さまくださいっていつも思うんですよね」と、夫を支えたいという強い思いを披歴していた。

 海老蔵は毎日何十回となく更新する公式ブログで、妻へのあふれる愛情を明かしていた。今月12日には「日々戦っている妻 本当に言葉ではあらわせない、強さというか信念というか、愛なのか、そういう生きる力を感じます」とし、16日には「一緒に過ごすことがこんなにも幸せと思える人と会えて良かった。私は まおの存在でなにか変わったのかもしれませんね」と、深い感謝の思いを表していた。

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