2017.06.17

フジ新社長・宮内正喜氏が所信「業績を上げる一点に尽きる」

拡大

　フジテレビの社長に就任する宮内正喜氏（７３）が１６日、都内の同局で会見を行い、「使命は、低迷している業績を上げる一点に尽きる」と所信表明した。組織のスリム化を最優先事項に掲げ、２１局から１４局に減らすことを発表。映画制作、アナウンス部門などを統合した編成局に主導権を持たせるとし「雰囲気をよくして社員の士気を上げる」と述べた。

　同氏は６７年入社。大阪支社の営業を皮切りに、岡山放送の社長などを経て、１５年からＢＳフジの社長を務めた。