柳生博 人生初の舞台あいさつで涙

 俳優で日本野鳥の会会長の柳生博(80)が26日、都内で行われた映画「オリーブの樹は呼んでいる」(公開中)のイベントに参加。人生初という舞台あいさつで「久しぶりに芯から共感した。涙がぼろぼろ出た」と明かした。

 孫が、祖父が大事にしていた樹齢2000年のオリーブを取り戻そうとする物語。70年代末から八ヶ岳で暮らす柳生は、経済的な面から人工林が増えて行く現状に「確かな未来は懐かしい風景の中にある」と里山や野良仕事の大切さを訴えた。

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