小倉氏、新幹線シートは「倒さない」派も、前席が倒すのは「言いっこなし」
キャスターの小倉智昭氏が4日、フジテレビ系「とくダネ!」で、ネットなどで論争となっている新幹線でのリクライニングシートの倒す角度について、「リクライニングは権利として主張できるんだから、そこはお互いに考えてやれば?」との持論を展開した。
番組では、お笑い芸人・小籔千豊がツイッターで新幹線でリクライニングを最大限倒したところ、後ろの席の人に怒られたことから「JRは規定はないんかな 怒る角度はどこかは人それぞれすぎてわからんよ」とのつぶやきを取り上げ、リクライニングシートを倒す角度について議論。街の声などを取り上げた。
その中で小倉氏は「ぼくは倒さないから。後ろに迷惑掛けるのも嫌だし、だいたい本を読んでるから」とシートは倒さない派であると説明。前の座席の人が倒しても「何も言わない」という。
ただ、リクライニングシートが出来た背景に触れ「リクライニングが出来たときは、ゆっくりお休みになれます、というのが売りだった訳でしょ?皆さんそれを求めて座る訳じゃないですか。それだったら言いっこなしじゃないの?」と、シートを倒すのは仕方がないと持論を展開。
すると菊川怜が「(シートを倒さない人は)なんで倒さないの?」と、シート倒さない派の小倉氏に疑問を提示。すると「寝なかったら倒さないでしょ。本を読むのもちゃんと座った方が楽」と話し、「今は(後ろの人に)声をかけるよね。リクライニングは権利として主張できるんだから、そこはお互い考えてやれば」と、権利はあるがひと声かけてスムーズに行うべきと訴えていた。
ちなみに番組では、JR東海にも取材し「角度につきましては、お客様同士の譲り合いやお声掛けなどでご利用いただくようご協力をお願いしています」というコメントを紹介していた。