恋愛応援コミュニティサイト「ワクワク」を運営する株式会社ワクワクコミュニケーションズは２８日、２５歳から３９歳までの独身女性１０００人を対象にした「男性との理想の出会い方」のアンケート調査結果を発表した。

　その１位には「飛行機の隣に座ったすてきな男性と旅行先の観光スポットで再会した」が選ばれた。２位には「新幹線で隣のすてきな男性が私の荷物を棚に上げてくれた」がランクイン。旅先での出会いをはじめ、本屋やバーでの出会いなど、これまで定番とされてきたシチュエーョンを、現代の“アラサー独身女性”も求めていることが分かった。

　一方で、ツイッターを通じての出会いや恋愛ドキュメンタリー番組のような「シェアハウス」での出会い、ジム、習い事での出会いなど、現代のライフスタルを反映したシチュエーョンは、依然として定番とされてきた出会い方より下回っており、その牙城（がじょう）を崩せなかった。

　恋愛学の権威として知られる、早大の森川友義教授は「女性が求める出会いは今も昔も不変的。いわゆるテンプレート（定型）化された出会い方を変わらず求めており、人間の内心は変わらないということですね」と現代女性が“テンプレ女子”の傾向にあると分析した。ちなみに、３位以下は次の通り。

　３位・本屋で偶然同じ本を取ろうとして手が触れあった人がすてきな男性だった。

　４位・マンションの隣の部屋にすてきな男性が引っ越してきた。

　５位・階段を落ちそうになったところを、すてきな男性が支えてくれた。

　６位・地元の中学校で交際していた男性と、大人になって偶然再会した。

　７位・不良や酔っぱらいに絡まれてピンチの時、すてきな男性が突然現れて救ってくれた。

　８位・バーで「あちらのお客様からです」と言われて相手を見たらすてきな男性だった。

　９位・バーベキューをしたら、隣のグループのすてきな男性が火をつけてくれた。

　１０位・プロ野球観戦で大盛り上がり！ホームランで思わず隣の人とハイタッチしたら、すてきな男性だった。

　いずれにしても、アラサー女子が求める共通条件は「すてきな男性」であることに変わりはないようだ。