がん闘病中の小林麻央が３日夜、ブログを更新。姉・小林麻耶が同日放送された「バイキング」（フジテレビ系）にＶＴＲ出演し、１１カ月ぶりに仕事復帰したことに対し、感謝の思いを伝えた。特に麻耶と対談したＭＣの坂上忍に「優しいお言葉を下さった坂上忍さんに妹の私も感謝でいっぱいです」と感謝した。

　麻央は「坂上さんが人生　なかなか止まれない　なにがきっかけでも　止まれたのはよいことだと思うと　姉に言って下さっていました」と体調不良で昨年５月から療養していた麻耶に、坂上がかけた言葉を取り上げ、「私も、病気にならなければずっと　そのレールで走っていたのかなと思うと、そのレールでは全く見えなかっただろう世界を今感じていることに感謝しました」と伝えた。

　続けて「そして、どのレールにいても苦しさは絶対あるのが生きてるってことなのかなと思います」と自らにも言い聞かせるようにつづった。

　坂上との対談ＶＴＲの中で麻耶は、麻央が通う病院にも張り込むマスコミがいることを明かし、「病院側に、患者さんに迷惑がかかった場合、そこに行けなくなったら命綱がなくなってしまう」と自粛を懇願していた。これに、スタジオの坂上は「一部のマスコミの方が、今でも（自宅のインターホンを）ピンポンしちゃうとか、ネット上でもこの状況にもかかわらず、心ないことを書く方がいらっしゃるみたいで…どうか一つ、もうちょっといい環境になってくれたら」と涙を浮かべて訴え、「だから安易に『待ってるよ』とか言えないんですけどね…」と声を震わせていた。