ダウンタウン 滝クリに対抗し「な・に・も・な・し」宣言…万博誘致委員会発足式

 お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)と浜田雅功(53)が27日、東京・経団連ホールで行われた「2025 日本万国博覧会誘致委員会設立総会・発足式典」に出席。漫才を思わせる軽妙なトークで盛り上げた。

 自民党の二階俊博幹事長(78)ら、国会議員が居並ぶ中、黒のスーツ姿で発足式に登場した2人。浜田が「松本さん、どうします?この空気」とぼやくと、松本が「まったく笑いのない空気で…」と応じるなど、若干固い空気の中でスタートした。

 それでも、松本が「我々で良かったんですかね?中川家ぐらいでよかったんじゃないですか」「浜田さんはもう、大阪のこと忘れてますからね」「浜田さん、こういうの大好きですよね。僕は30分前に会場に入りましたけど、浜田さん前乗りしてましたもんね」と軽快なボケを連発すると、会場からは徐々に笑いが起きた。

 さらに松本が「頑張って2025年と言わず、来年できるように」とさらにボケると、浜田は「それは無理です」とピシャリ。松本は「(周囲が)全部おっさんですもんね。議長メッチャ怖い顔してますやん」と、アウェー感の中でも軽やかなトークを続けた。

 アンバサダーの立場として、松本は「オリンピックの滝川クリステルみたいな位置ですから」と発言。「向こうは『お・も・て・な・し』でやってましたから、こっちは『な・に・も・な・し』で」と返すと、ついに会場からは爆笑が巻き起こった。

 締めくくりとして浜田が「日本では20年ぶり、大阪で55年ぶりですか。いろんな国が手を挙げてますから、勝ち抜いていかないと。大阪だけじゃなく、日本中、国を挙げて頑張ろうということで」と気勢。すかさず松本が「大丈夫ですか?8年間、あなた何も問題を起こさないですか?それだけが心配です」と返し、さらなる爆笑を誘った。

 2人は、出身地の兵庫・尼崎市に隣接する大阪へ万博を誘致するため、誘致委員会のアンバサダーに就任。すでに立候補しているフランス・パリなどとの招致合戦を制するため、抜群の知名度を生かして、国内外でのプロモーション活動に一役買う。

 誘致委員会の委員には、2人が所属する吉本興業の大崎洋社長(63)らが名を連ねた。また会員には、元阪神タイガース外野手で野球解説者の赤星憲広氏(40)、実業家の堀江貴文氏(44)、シンガー・ソングライターの嘉門タツオ(58)タレントの森脇健児(50)らが就任した。

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