松山ケンイチ、「聖の青春」と「珍遊記」のコラボで登場

主演男優賞を受賞した松山ケンイチは大泉洋(右)を無視し有村架純(左)の方を向いたままインタビューを受ける=イイノホール(撮影・三好信也)
今年の受賞者(前列左から)助演男優賞のリリー・フランキー、主演女優賞の大竹しのぶ、終演男優賞の松山ケンイチ、助演女優賞の杉咲花、新人賞の岡村いずみ(後列左から)作品賞のゴジラ、司会を務めた有村架純、特別賞の古澤佳寛エグゼクティブプロデューサー、作品賞の樋口真嗣監督、監督賞の片渕須直監督、外国作品賞の井原多美エグゼクティブ・ディレクター、司会を務めた大泉洋=イイノホール(撮影・三好信也)
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 「第59回ブルーリボン賞」授賞式が8日、東京・内幸町のイイノホールで行われ、俳優・松山ケンイチ(31)が主演男優賞に輝いた。伝説的棋士の生涯を描いた「聖の青春」で主人公・村山聖を演じ、高い評価を受けた松山だが、この日はやはり昨年に主演した「珍遊記-太郎とゆかいな仲間たち-」の原作者・漫☆画太郎氏直筆の笑顔の人物イラストを持って登場し、笑いを誘った。

 登壇した松山が正面を向いて独特のタッチのイラストを見せ、一礼すると場内は爆笑。松山は、ノミネート時に「聖-」と「珍遊記-」が対象作品となっていたことから「これはすごい」と驚いたという。すぐに、漫☆画太郎氏に連絡し「珍遊記の世界観の中にいる村山聖さんを描いてほしい」と依頼したことを明かした。イラストを見ながら「村山さんも、こういう笑顔でぼくたちのことを見ていただけたらうれしいと思います」と真顔でコメントした。

 一方で「聖-」については「命というものに潜って潜って潜って潜りきることができた。1人で潜ることなんかできなくて、監督をはじめとするスタッフのみなさん、共演者の方々と出会わなければ村山聖という大きな存在と向き合えなかったと思います」と力強く語った。体重を26キロ増やすなど、壮絶な姿勢で臨んだ「聖-」ばかりが注目されがちな中で、両作品に触れる気遣いを見せた。

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