円広志 音楽教室への著作権料徴収に反対 「作品を忘れられずに愛されたい」

 歌手の円広志が7日、読売テレビ「かんさい情報ネットten.」に出演し、日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽教室での演奏についても著作権料を徴収する考えを示したことについて「ちょっと勘違いかと思う」と所感を述べた。

 円は自身が一躍スターとなったヒット曲「夢想花」をあげ、「夢想花は40年くらい前の歌です。それを(教室で)練習でやってくれるとうれしいです」と作詞作曲者としての思いを語った。

 また、「楽曲なんて時間がたてばどんどん忘れられていくんです。こうやって誰かが歌ってくれる、それだけでうれしいです」と自分の曲が人々に忘れられずにいることの意義を強調。「それに著作権をかける、じゃあ演奏するのをやめよかとなるとどうかなと思う。作家というか、物を作る人間というのはお金もうけもあるけれども、でも何よりも自分の作品をずっと人に愛されたいという気持ちのほうが大きいと思う」とし、同協会について「僕らも守ってもらってるんですけど」と感謝しつつ、今回の件については「ちょっと勘違い違うかなと」と述べた。

 宇多田ヒカルもこの問題でツイッターで触れ、「もし学校の授業で私の曲を使いたいという先生や生徒がいたら著作権料なんか気にしないで使ってほしい」と投稿していた。

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