「Ｒｏｍａｎｔｉｃが止まらない」などで１９８０年代に人気だったバンド・Ｃ－Ｃ－Ｂのベースで、急性大動脈解離による多臓器不全のため７月１３日に死去した渡辺英樹さん（享年５５）のお別れの会が１０日、東京・新宿のライブハウスで開かれ、ファン１５００人が早すぎる別れを惜しんだ。

　メンバーの笠浩二（５３）と米川英之（５１）が大型ビジョンに映るライブ時の渡辺さんに合わせて演奏する形で「原色したいね」など１４曲を披露した。

　米川は開演前の会見で「亡くなって数日間は信じられなくて、現実と受け止められなかった」と語り、笠は今後のＣ－Ｃ－Ｂについては「リーダーがいなくなって、どうやっていけるか」と吐露。関口誠人（５５）は演奏には参加しなかったが、献花に姿を見せた。