元極楽・山本、復帰ライブで70分爆笑

 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の元メンバー・山本圭壱(46)が19日、東京・下北沢駅前劇場で単独ライブを行い、2006年7月に不祥事を起こして以来となる復帰を果たした。ステージではタレントの萩本欽一(73)やフィギュアスケートの羽生結弦選手(20)をネタにするなどして爆笑を誘い、健在を証明。終了後には殺到する報道陣を引き連れ、電車からスクーターと乗り継いで“とん走”した。8年が過ぎても、お騒がせぶりは変わらなかった。

 ついに復帰を果たした山本は、ステージでの謝罪などは一切なく笑いに徹していた。共演者はおらず、約70分間のステージでコント6本を披露。2列目で見た男性は「終始涙ぐんでるように見えた」と語った。

 清掃作業員ネタでは、茨城ゴールデンゴールズで監督と選手という間柄だった恩人・萩本もネタにした。「今朝、欽ちゃんが花を持ってきて『ザルは用意したのか』って話してたとスタッフが言ってた」と、微妙なネタで笑いを誘った。

 「次は1人か、2人か、大勢のグループでやるかは明日考える」と“極楽とんぼ復活”もほのめかし、会場は大喝采。終了後には「あなたはどっち派 加藤浩次 山本圭壱」というアンケートを配るなど、細かい笑いも織り交ぜた。

 1万6000通以上の応募から、チケットの当選者は最終的に60人だった。ライブは投げ銭制で、プラチナチケットを手に入れたファンは「(料金は)1万円入れました。“極楽・山本”ここにありです。お帰りなさい」と大喜びだった。

 終了後は外で待ち構えていた報道陣の輪を強行突破。下北沢駅前の会場から追いすがる記者を引き連れたまま京王井の頭線に乗り込み、駒場東大前駅に用意していたスクーターで走り去った。「手応えはありましたか」という質問に1度だけ「ハイ、手応えです」と答えたが、それ以外は無言。終始ニヤニヤした表情だった。

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