平松愛理、18回目支援ライブ

 神戸出身のシンガー・ソングライター、平松愛理(48)が17日、神戸市内で阪神・淡路大震災復興支援ライブ「1・17KOBE MEETING2013」を開催。「部屋とYシャツと私」など全7曲を熱唱した。

 同ライブは今年で18回目。平松は「神戸から吹かせる風を(東日本大震災で被災した)東北へ届けたい」と意気込んだ。「神戸は復興したように思えますが、尊い命を見送った方々はあの日のまま。1年に一度、みんなでそのことを考えようと始めて、18年たちました」と、感慨深げだ。

 今回は「世代を超えて震災を伝えていきたい」という平松に賛同した神戸出身の「Baby Boo」ら4組の若手アーティストが集結。それぞれ約20分のステージで、会場を盛り上げた。

 会場では黄色のハンカチが配られ、出演者と観客が東日本の被災者へ応援メッセージを書いた。平松が支援している宮城県山元町に届け、同町に飾ってもらうという。また、今回の収益金は震災&交通遺児支援施設「レインボーハウス」(神戸市東灘区)を通じて、東北レインボーハウス設立基金へ寄付する。

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