中村雅俊、被災地小学校の自作校歌熱唱

 歌手で俳優の中村雅俊(62)が7日、都内でコンサートツアーの最終東京公演を行い、自身が東日本大震災の被災地の小学校のために作曲した「花になろう」を東京のファンにお披露目した。被災地・宮城県女川町出身だけに、ライブ中盤でも復興支援ソングを熱唱し、故郷への熱い思いを訴えた。

 最後の最後にサプライズが待っていた。アンコールに入り、ヒット曲「俺たちの旅」「心の色」「ふれあい」「恋人も濡れる街角」を熱唱、ファンもこれで終わり…と思いかけた時だった。中村が「こんなところで歌っちゃいけないんですが…最後の26曲目にこの曲を歌います」と語り、「花になろう」を2200人のファンにお披露目した。

 コンサートタイトルにもなっているこの曲は、中村が3月に作曲した宮城県東松島市立鳴瀬桜華小学校の校歌だ。同小学校は東日本大震災で被災、校舎が使えなくなった同市の浜市小と同小が間借りしていた小野小が合併して4月に誕生した。

 中村は「どういうわけだか、私のところに作曲の依頼が来まして」といきさつを説明した。実はライブの冒頭では「宮城の東松島の小学校の校歌を作りました。でも、歌わないよ。校歌は学校で歌うもんだから、聴きたかったら東松島行ってよ」と、とぼけていた。

 中盤では、昨年の紅白歌合戦で歌ったNHKの東日本大震災復興支援キャンペーンソング「花は咲く」、脚本家の宮藤官九郎(43)と一緒に歌っている復興支援チャリティーソング「予定~宮城に帰ったら」を熱唱。「宮城、仙台、石巻、松島、南三陸、女川!」と絶叫した。

 被災地の現状について「仮設住宅に入っている人に聞くと、8割の人がここを出たいというんです。その先が見えない」と訴えるなど、故郷復興への思いに満ちたライブとなった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス