尼崎死体遺棄事件、3人目の遺体発見

 兵庫県尼崎市の貸倉庫で昨年11月にドラム缶からコンクリート詰めになった大江和子さんの遺体が見つかった「尼崎ドラム缶事件」に関連して、兵庫県警は15日、殺人容疑で家宅捜索していた同市内の住宅の床下から、3人目の遺体を発見した。14日には70歳前後と20~30代とみられる女性の2遺体が見つかっている。

 住宅に住んでいた女性(87)や次男ら、少なくとも6人の男女が行方不明になっていて、県警が「(住宅に)3人の遺体があり、ほかに3人が殺害され、別の場所に捨てられた」との証言を関係者から得ていたことも判明。県警は裏付けを進め全容解明を目指す。

 捜査関係者によると、女性は、大江さんを殴り死亡させたとして傷害致死罪などで起訴された無職角田美代子被告(64)の義理の娘瑠衣被告(27)=窃盗罪で起訴=の祖母。住宅で約10年前まで息子らと暮らしていた。その後、祖母、祖母の次男らは行方不明になっている。

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