角田被告に沖縄転落死で保険金9千万円

 兵庫県尼崎市の連続変死事件で、別事件で起訴された角田(すみだ)美代子被告(64)の義妹角田三枝子被告(59)=窃盗罪で公判中=の夫=当時(51)=が沖縄県で転落死したことで三枝子被告が受け取った保険金の総額は、約9千万円に上ることが24日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、夫には複数の生命保険が掛けられ、計約6千万円を受け取っていた。三枝子被告が相続したマンションの住宅ローン残高約3千万円は団体信用生命保険の特約制度によって免除され、合わせると約9千万円。

 捜査関係者によると、夫が転落死したのは2005年7月。その前の04~05年の約1年半の間に、従来加入していた約1千万円の生命保険に加え、三枝子被告を受取人とする2社計約5千万円の保険に新たに加入していたことが判明した。

 夫は沖縄県恩納村の観光名所「万座毛」の岩場で記念撮影中に転落死し、沖縄県警は事故と判断した。しかし、現場にいた別の親族が尼崎東署捜査本部に「(崖の上で)自殺に追い込まれた」と証言し、事件の疑いが浮上している。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス