32歳・佐藤大平 10年目悲願のツアー初優勝「本当にうれしい」 飛距離改善で進化「やってきたことは間違いじゃなかった」
「男子ゴルフ・フォーティネット・プレーヤーズカップ・最終日」(2日、成田ヒルズCC=パー71)
首位から出た32歳の佐藤大平(クリヤマホールディングス)が7バーディー、3ボギーの67で回り、通算20アンダーで逃げ切ってツアー初優勝を果たした。新規大会の初代王者となった。吉田泰基が2打差で2位。石川遼は15アンダーで5位だった。
ツアーデビューから10年目、佐藤は初優勝を決めると安堵(あんど)したように両手を広げた。「このままできないかもと考えたりしたが、こうやって初優勝を迎えられて本当にうれしい」。人なつっこい笑みが広がった。
1、2番で連続バーディーを奪って落ち着くと、ボギーをたたいた直後の4番(パー3)は池の近くに設置されたピンを果敢に攻めて取り返す。その後も安定したティーショットを軸に4バーディーを奪った。
デビュー後はすぐに好結果が出ず、17年は出場機会を求めて中国でプレー。その時、遠く欧米から参戦する選手を見て「日本にいて恵まれているな。がむしゃらにやらないと」と心に決めた。翌18年に日本の下部ツアーで賞金王を獲得するなど実績を重ねた。持ち前の安定感に加え、今年は飛距離も改善。「やってきたことは間違いじゃなかった」と確信を得た。
◇佐藤大平(さとう・たいへい)1993年7月9日、兵庫県宝塚市出身。8歳でゴルフを始め、中山五月台中3年時に全国中学選手権で優勝した。高校は茨城・水城高に進み、ナショナルチームにも選ばれた。東北福祉大に進学し、15年のユニバーシアードで日本の金メダル獲得に貢献。15年にプロに転向した。174センチ、72キロ。





