ルーキー吉田鈴 初Vへ1打差好発進 大洗GCは2度のプロテストの舞台「他の選手より有利」 雷雲接近でサスペンデッド

 「女子ゴルフ・ソニー日本女子プロ選手権・第1日」(11日、大洗GC=パー72)

 雷雲接近のため第1ラウンド(R)が途中で中断、そのまま順延となり、17組50選手がプレーを終えられなかった。68でホールアウトした小林光希(23)=三徳商事=と、14番までの桑木志帆(22)=大和ハウス工業=が、4アンダーで暫定首位。ルーキーイヤーでの女子プロ日本一を目指す吉田鈴(21)=大東建託、ツアー4季目の佐藤心結(22)=ニトリ=ら5人が1打差で追っている。12日は第1Rの続きと第2Rを行う。

 吉田鈴にとって大洗GCでの大勝負は、プロテスト不合格だった2023年、合格してうれし涙を流した24年に続いて3度目だ。「ここに打ったらこんな感じになると、打った瞬間に分かる。他の選手より有利」。苦労した分、武器が多い。

 グリーンやその周囲の状況も、しっかり把握している。1番で7メートル、3番では20メートルのバーディーパットを読み切った。後半はアプローチショットがさえた。13番で今度は30ヤードのロブで1・5メートルにつけ、ボギーを防いだ。

 プロ1年目の今季、7月以降は予選落ちが5回と、成績でも苦しんでいる。同期の入谷響と荒木優奈は、すでにツアー優勝。だが、メジャー制覇一番乗りを果たせば、一気に追いつける。「明日は(第1Rの残りがあるので)午前3時半起きです」。第2日は18番、3メートルのパーパットを沈めることから始まる。

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