菊地絵理香 地元でノーボギー首位発進 北海道出身で「プレッシャーがあった」と苦笑い

 「女子ゴルフ・ミネベアミツミ・レディース北海道新聞カップ・第1日」(6日、真駒内CC空沼C=パー72)

 ツアー通算5勝の菊地絵理香(34)=ミネベアミツミ=がボギーなしの1イーグル、3バーディーの67で回って首位に立った。1打差の2位に仲宗根澄香がつけた。小祝さくら、尾関彩美悠、宮田成華が69で3位。70の6位に、アマチュアの都玲華(JクラシックGC)、六車日那乃(日本ウェルネススポーツ大)ら7人が並んだ。前週優勝の桜井心那は74で45位と出遅れた。

 北海道出身の菊地が地元の声援を受け、好調なショットを武器に首位発進した。「ピンチが少なかった。ノーボギーが大きい」と振り返ったように、狭いフェアウエーと洋芝を苦にせず、安定したゴルフを見せた。

 内心は「緊張していた」という。大会スポンサーと所属契約を結んでおり「プレッシャーがあった」と苦笑いしたが、見事にはね返した。出だしの10番で2メートルのバーディーパットを決めると、12番パー5は10メートル、15番でもパットを沈め、スコアを伸ばした。18番パー4では残り195ヤードの第2打を直接放り込み、今季初イーグル。「本当にただのラッキー」と控えめに話した。

 昨季は唯一の優勝が7月で北海道だった。12日に35歳の誕生日を控え「欲を出さずにやれば結果はついてくるかな」と目を輝かせた。

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