小祝さくら「やっと」悲願の地元V 集中力MAXで逃げ切った!通算9勝目
「女子ゴルフ・ミネベアミツミ・レディース北海道新聞カップ・最終日」(9日、真駒内CC空沼C=パー72)
首位から出た小祝さくら(25)=ニトリ=は3バーディー、2ボギーの71をマークして通算12アンダーで逃げ切り、今季初優勝を果たした。昨年10月のスタンレー・レディース以来となるツアー通算9勝目は悲願の地元初優勝だった。3位から出て70で回ったホステスプロの菊地絵理香、9位から出て68と追い上げた穴井詩が9アンダーで2位。アマチュアの都玲華が16位でローアマに輝いた。
夏の北海道で悲願の“さくら”が咲いた。北広島市出身の小祝がプロ7年目で初の地元V。最終18番のウイニングパットを沈めると、地元ギャラリーの歓声にいつもと変わらない笑顔で応えた。「ガッツポーズとか、かっこいいポーズは全然できなかったのでちょっと恥ずかしい」。後から照れくさそうに勝利の瞬間を振り返った。
ほんわか天然キャラも勝負どころでは顔つきが変わった。14番でボギーをたたき、悪い流れを断ち切りたい場面。「心で『集中!』と言い聞かせる感じ。なぜか(集中力が)マックスに上がる」とプロ2年目に編み出した方法で、神経を研ぎ澄ました。15、16番とパーでしのぎ、2位と2打差で迎えた17番パー3。6メートルのバーディーパットを集中力MAXで沈め、熱戦に終止符を打った。
「ニッポンハムレディス」の名称だった2016年大会(アンビックス函館C)で当時高校3年生ながら8位に入り女子ゴルフ界に名を広めた。それから7年。「やっと地元で勝つことができてうれしい」と感慨深く語った。
今年の1月には東京で1人暮らしを始めた。自立を求めて家では手料理にも奮闘中で、優勝したこの日も東京に戻り「きょうは焼き魚を食べたいな」と小祝。「北海道の大会はあと3試合あるので、また優勝できるように」と再び地元に笑顔を届ける。





