セキ・ユウティンが涙のツアー初優勝!「信じられない感じ」 吉田優利とのプレーオフ制す

 優勝カップを手に笑顔のセキユウティン
 最終日、優勝カップにキスするセキユウティン
 1番のティーショットを放つセキ・ユウティン
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 「女子ゴルフ・ゴルフ5レディース・最終日」(4日、ゴルフ5Cオークビレッヂ=パー72)

 10位から出たセキ・ユウティン(中国)が1イーグル、8バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの66でスコアを六つ伸ばし、通算12アンダーで並んだ吉田優利とのプレーオフを制して、日本ツアー初優勝を果たした。

 前半から順調にスコアを伸ばしたセキ・ユウティンは、13番パー5で第2打をピン上2メートルにつけイーグルを奪取。通算13アンダーとしたが、続く14番パー3でボギー、15番パー4は第1打が右OBとなりダブルボギーとした。しかし、16番パー5、17番パー3で連続バーディーを奪って、再び単独トップに立った。

 後続の吉田に並ばれたが、18番パー4で行われたプレーオフ2ホール目にセキ・ユウティンがバーディーを奪って決着した。優勝が決まると、大粒の涙を流して歓喜に浸った。優勝インタビューでは「まだ信じられない感じで。頑張りました。できるだけプレッシャーに負けないように、目の前のできることをやっていました。(初めてのプレーオフは)すごくドキドキしました。最後はよかったと思います。(周囲への)感謝の気持ちで、これからも頑張りたいと思います」と素直な思いを口にした。

 福井県生まれのセキ・ユウティンは、2016年に中国ツアーの賞金女王となり、17年から日本ツアーに参戦。19年には日本のプロテストにも合格し、ようやく悲願の優勝をなし遂げた。

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