原英莉花が歓喜の初V「しびれる戦い」「体がブルッちゃう感じだった」

13番、ティーショットを放つ原英莉花。この日4アンダー、トータル16アンダーで2位に4打差をつけた=ザ・クラシックゴルフ倶楽部 (代表撮影)
優勝カップにキスをする原英莉花。この日4アンダー、トータル16アンダーで2位に4打差をつけた=ザ・クラシックゴルフ倶楽部 (代表撮影)
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 「女子ゴルフ・日本女子オープン・最終日」(4日、ザ・クラシックGC=パー72)

 単独首位から出た原英莉花(21)=日本通運=が11番からの3連続を含む5バーディー、1ボギーの68で回り、通算16アンダーで大会初優勝を果たした。優勝は昨年のリゾートトラストレディース以来の通算2勝目。

 原は1番で第2打をグリーン横まで運びバーディーが先行。6番で第2打をグリーン奥に打ち込んでボギーをたたいたが、8番で3メートルを入れてスコアを戻し、後半は11番から3連続バーディーを奪って逃げ切った。12番では小祝に先にバーディーを決められたが、3メートルのバーディパットを入れ返す勝負強さを見せた。

 最終18番はグリーン右奥からのバーディーパットは外したが、80センチのウイニングパットを沈め、満開の笑顔。「しびれる戦いだったけど、最後まで気を抜かずに優勝できてよかったです。今日は攻める気持ちを忘れずに、どう攻めるかを考えて1日プレーしました」と喜びに浸った。

 小祝さくらとの一進一退の攻防が続き、「しびれて集中力マックスにしないと、体がブルッちゃう感じでした」と笑い、「さくらちゃんのショットがベタベタついて、気を抜けずに引っ張られるようにバーディーを取れたかなと思います」と、うなずいた。

 小祝さくらは68で回り通算12アンダー2位。

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