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石川遼 首位守った「挑戦者の気持ち」でスキ与えず 自身初の2大会連続Vへ王手

 「男子ゴルフ・セガサミーカップ・第3日」(24日、ザ・ノースカントリーGC=パー72)

 サスペンデッドになった第2ラウンドの残りから再開され、首位から出た石川遼(27)=CASIO=が第3ラウンドを5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算16アンダーで初日からの首位を死守。完全優勝と自身初となる2大会連続優勝に王手をかけた。64を出したチャン・キム(米国)と65の堀川未来夢が3打差の通算13アンダーで2位で追う。

 ライバルにつけ入るスキを与えなかった。石川は1番で3メートルを沈めバーディー発進すると、一度もスコアを落とさずに首位を死守。「トップに立った時のメンタルに慣れるのは難しい。やはり緊張。そういう意味では今日のゴルフが自分を成長させてくれた」と独特の表現で振り返った。

 崩れそうで崩れない。11番は第1打を右の池に入れるピンチも、残り155ヤードの第3打を9Iで50センチにつけてパーセーブ。13番も2オン狙いの第2打がグリーン手前の池に飛び込んだが、冷静に平らなライを求めて70ヤード地点まで戻って4打目を打ち、これを1メートルにつけてスコアを守った。

 「今日は挑戦者の気持ちでやったので、ピンチでも集中力が切れなかった」

 けが、スランプを経験して真の強さを身につけつつある。それを証明したのが17番パー4だった。この日は1オンを狙えるようにティーが前に出され、282ヤードのセッティング。これまでなら迷わず1Wを振るところだが、熟考の末に第1打を9Iで刻み、第2打を52度で3メートルに乗せてバーディーを奪った。

 「ドライバーだと(力を)加減しなければならない距離。僕にはその技術がないと思い、10回やって3・5のスコアを取れる確率が高い方を選んだ」

 最終日は2位に3打差でスタート。通算15勝のうち逃げ切りは10回、完全優勝も2回ある。「トップスタートはあまり居心地はよくない。ジャンボさんなら逆転は難しいが、遼ならチャンスあると思われているはず。そのイメージを変えていきたい」。挑戦者の気持ちで頂点を奪い取る。

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