史上14組目の兄弟幕内を確実に!朝翠龍が玉鷲下し勝ち越し決める「両親にいい報告ができる」【大相撲】

玉鷲(左)を突き落としで下す朝翠龍(撮影・佐々木彰尚)
8勝目を挙げた朝翠龍(撮影・佐々木彰尚)
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「大相撲名古屋場所・12日目」(23日、IGアリーナ)

 東十両筆頭の朝翠龍(25)=高砂=が玉鷲(片男波)を突き落とし、8勝4敗と勝ち越しを決めた。玉鷲は6勝6敗。朝翠龍は新入幕を確実とし、兄の朝紅龍に続く、史上14組目の兄弟幕内が実現する。

 迷いを消した。力強く踏み込み、玉鷲のもろ手突きで押し込まれたが土俵際で逆転の突き落としを決めた。勝ち越しを前に2連敗と足踏みしたが「ここ一番で弱いところがあるのは自分でも分かっている。自分の相撲が取れていなかったので、立ち合いから踏み込んだ」と振り返った。

 兄弟幕内を確実とした朝翠龍。「一つの目標だった。兄弟で幕内の土俵入りは両親が望んでいたこと。両親にいい報告ができる」と胸を張った。今年2月、春場所の直前に母の石崎直美さんが58歳で他界。存命中は兄弟での幕内土俵入りを夢見ていたという母への誓いを果たす白星だった。

 幕下だった昨年の名古屋場所で新十両を決めた。あれから1年。「短かった。だいぶ成長できた。体も大きくなった」と手ごたえを口にした。残り3番。「気を抜かず納得する相撲を取りたい」と前を向いた。

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