大相撲パリ公演の弓取り式が大注目の天空海 故郷で関取復帰誓う 合宿に招いた元稀勢の里「復活できるんじゃないか」

白熊(右)に胸を出される天空海=茨城・大洗町
(左から)天空海、国井豊町長、二所ノ関親方、大の里、白熊
2枚

 元幕内で西幕下22枚目の天空海(35)=立浪=が21日、茨城・大洗町で行われた二所ノ関部屋の合宿に参加。横綱大の里にあいさつし、十両の白熊には胸を出され、幕下を相手に相撲を取った。公開稽古で多くの観覧者を前に、たっぷり汗を流した。

 大洗町は天空海の故郷。実家は会場から車で15分程の距離だという。「幼なじみとも久々に会えた。ありがたいです」と喜んだ。二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が、立浪親方(元小結旭豊)を通じて、参加を依頼した。

 大相撲パリ公演では、初日に弓取りを披露。同公演の公式インスタグラムでも動画で紹介された。琴桜と豊昇龍の優勝決定戦、安青錦と宇良の取組動画をはるかに上回る再生回数であることを報道陣から伝えられると「えっ、そうなんですか。うれしいですね」と感激した様子だった。

 パリでは自由時間に自転車で郊外まで移動。走行距離は100キロを超え「街並みに感動しました。途中でパトカーに止められたことがあって、どうかしたのかと思ったら『スモウレスラーだ』と警官に撮影を求められました。お店でもたくさん声をかけられて、皆が特別扱いしてくれました」。相撲人気が格別だったパリの思い出を語った。

 夏場所は6勝1敗の好成績。名古屋場所(7月12日初日、IGアリーナ)では、15枚目以内の関取復帰を狙える番付に上がることが確実。トークショーでは「また関取に戻れるよう頑張ります」と力強く誓った。二所ノ関親方からは「地元だから声をかけずにいられなかった。復活できるんじゃないですか。体の張りがすごい」と期待されていた。

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