国学院大 大学史上最高2位 7区高山が圧巻歴代2位区間賞「みんな諦めてなかった」 激走に前田監督の目には涙
「箱根駅伝・復路」(3日、箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)
最後まで望みを捨てることなく懸命に前を追った。国学院大は、2020年と前回の3位を更新する大学最高順位の2位でフィニッシュ。青学大には及ばなかったが、大会新記録の10時間40分7秒。力を出し切った。大手町で選手を迎え入れた前田康弘監督(47)の目には涙が浮かんでいた。
「終わってみたら悔しい気持ちはあります。一方ですがすがしい気持ちもある。自分たちの力はしっかり出し切れた」
青学大から1分54秒差の4位からスタート。圧巻はトップから3分23秒差の4位でタスキを受けた7区の高山豪起(4年)だった。「8区、9区、10区の選手もみんな諦めていなかった」と前だけを見ていた。
スタート直後からみるみる加速。12・8キロ付近で早大と中大を捉えて、2位に浮上した。さらに先頭の青学大・佐藤愛斗(2年)に1分28秒差と詰め寄り、区間記録へ11秒と迫る歴代2位の1時間0分54秒の好タイムをマークし、総合優勝が視野に入る位置まで引き戻した。
指揮官ですら諦めかけていた。「6区の時点でキツいかなって思っていたけど、高山に『監督、間違っていますよ』って言われたような気がした。背中で教えてくれた」と激走に感激した。歓喜のゴールテープはお預けとなったが、堂々と大学の歴史に名を刻んだ。





