日本は優勝逃す 中国に完全アウェーの決勝で完敗 張本智和は意地のゲーム奪取も力尽く

 「卓球・混合団体W杯」(7日、成都)

 決勝が行われ、日本は中国に1-8で敗れて準優勝に終わった。

 第1試合の混合ダブルスで大道沙月、松島輝空組が中国の最強ペア、孫穎莎、王楚欽組に0-3で完敗。続く第2試合の女子シングルスでは張本美和も世界ランク2位の王曼昱に0-3で敗れ、合計0-6と引き離された。

 第3試合の男子シングルスにはエースの張本智和が登場。世界2位の林詩棟を相手に気迫を全面に押し出したプレーを展開し、11-6で初めてゲームを奪った。敵地で相手選手に大歓声が送られる中で、張本の雄たけびが場内に響いた。

 しかし、続くゲームを奪われ1-7と後がない状況に。最後はラリーで追い込まれ、ゲームを失った。

 日本は第1回大会は銅メダル、第2回大会は5位。3度目の正直で悲願の初優勝を狙ったが、かなわなかった。

 混合団体は28年ロサンゼルス五輪で正式採用となった種目。W杯は今大会が3回目の開催で、試合は1番が混合ダブルス、2番が女子シングルス、3番が男子シングルス、4、5番は男女ダブルスの最大5試合を行い、先に合計8ゲームを獲得したチームが勝利となる。各選手は最大2試合に出場が可能。

 日本はステージ1を豪州、インド、クロアチアに全勝で突破。ステージ2も香港、ドイツ、スウェーデン、韓国に4連勝したが、中国、フランスに連敗。中国に次ぐ2位で最終ステージに進出し、準決勝でドイツを下して決勝に進んだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス