千葉百音 SP2位発進 演技点トップでGPファイナル進出へ前進 緊張感にも負けず「戦いにいけた」

 「フィギュアスケート・フィンランディア杯」(21日、ヘルシンキ)

 女子ショートプログラム(SP)で千葉百音(木下グループ)は2連続3回転ジャンプの着氷が乱れて72・89点で2位につけた。住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)は61・42点で5位。男子SPで鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は4回転サルコーの転倒などジャンプでミスが重なり、88・16点で3位となった。山本草太(MIXI)は81・09点で7位。千葉、住吉、鍵山はミラノ・コルティナ冬季五輪の代表選考で重要な位置付けとなるGPファイナル(12月4~6日・名古屋)進出が懸かる。

 千葉はスピード感あふれるスケーティングで表現面を示す演技点はトップだった。フリップ-トーループの2連続3回転で着氷が乱れたものの、残りの二つのジャンプは成功。スピンとステップは全て最高難度のレベル4をそろえ「自分らしい滑りをして、最小限のミスでとどめられた」と胸を張った。最終滑走の緊張感の中で「戦いにいけた」と2位の好位置につけ、4位以上で進出できるファイナルへ前進した。

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