青学大・原監督「朝日にかける大作戦」 エース・黒田朝日の7区明言「朝日が最後は我慢してくれる」
全日本大学駅伝(2日、名古屋市熱田神宮-三重県伊勢市伊勢神宮=8区間、106・8キロ)の監督記者会見が1日、名古屋市内で行われた。今年の箱根駅伝で2連覇を達成した青学大の原晋監督(58)は、毎大会恒例の作戦名を「朝日にかける大作戦」と発表した。
7年ぶり3度目の優勝を狙う上で、キーマンは大エースの黒田朝日(4年)だ。10月31日の区間エントリー発表では補員登録だったが、指揮官は「黒田朝日を7区に予定している」と明言。「朝日が走りやすい位置で、1~6区がこのステージを駆け抜けてほしい。それで勝負をかける、そういった意味を込めて。朝日が最後は我慢してくれる」と期待を込めた。
10月の出雲駅伝では7位。「出雲駅伝同様に大惨敗に終わると困ったことになる」。同じ悔しさを味わわないよう「区間配置を念入りにいたしまして、頑張っていきたい」と雪辱を果たす。
「『朝日にかける』、そのかけるまでの区間をしっかりつないでいって、朝日に渡った時に先頭もしくは30秒以内で争っていけば、優勝争いにも絡んでくる」と監督。伊勢神宮まで全力でたすきをつなぐ。





