九州場所の御免札設置 95年以来の前売り初日完売

 大相撲九州場所(11月9日初日)の開催を知らせる「御免札」が3日、会場となる福岡国際センター(福岡市博多区)に設置された。福岡県出身で九州場所担当部長の浅香山親方(元大関魁皇)は「だんだん近づいてきた感じ。昨年以上に盛り上がって楽しんでもらえたら」と実感を込めた。

 チケットは既に完売。日本相撲協会によると、9月の前売り開始日に完売したのは、若乃花-貴乃花による史上初の兄弟優勝決定戦が行われた1995年以来となった。浅香山親方は「若手が強い横綱にどういう相撲を取るか。優勝争いに絡めば絶対に盛り上がる」と期待を寄せた。

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