世界陸上閉幕 本当に卒業?大会盛り上げた織田裕二名言集「大好きだぜ!」「ああ、もう立ってられない」「ノアごめん」「やんちゃな記録」「僕も晃って役で」「体力の限界!」

 「陸上・世界選手権」(21日、国立競技場)

 34年ぶりの東京開催となった陸上世界選手権は9日間の熱戦を終えた。TBSの中継では2年前のオレゴン大会でキャスターを卒業した俳優の織田裕二が“復活”。連日名言を連発し、大会を盛り上げた。今大会生まれた名言を振り返る。20日のテレビ番組では卒業宣言も飛びだしたが、惜しむ声が出ている。

 ◇男子100メートル予選でサニブラウン・ハキームが敗退

 「う~ん、厳しいね、世界陸上って。本当に、本当に怖い世界だよね。決勝に2回行くなんて、完全な実力がある証拠でも予選落ちしてしまう。う~わ、怖っ!これが世界だと言うのを見せつけられた」

 ◇男子棒高跳びでデュプランティスが6メートル30の世界新でV

 「赤の他人ですよ、なんでこんなに心を動かされるのか。1日だけ代わってみたい。気持ちいいだろうな~」

 ◇男子800メートル予選に日本の19歳、落合晃が登場

 「晃(こう)って名前だけど、あきらとも読むじゃないですか?僕、19歳の時に石川晃って役でデビューしたんです。どうでもいいんですけど」

 ◇男子400メートルで中島佑気ジョセフが日本勢34年ぶり決勝進出

 「ないないない!奇跡ですよ。絶対と言っていいぐらい決勝に行けると思ってなかった、僕は。決勝に残るの?男子の400が?ああ、もう立ってられない。全然、頭が真っ白、今。あり得ないことが起きたの」

 ◇女子400メートルでマクラフリンレブロニが世界歴代2位の47秒78で金。1985年のマリタ・コッホ(東ドイツ)の世界記録47秒60に迫る好タイムに興奮

 「1位の記録ってやんちゃな記録なんで。やんちゃな時代ですよ。もうこんなの消したいって、いつも思ってる記録に、手が届くよ!」

 ◇男子110メートル障害5位入賞の村竹ラシッドの涙のインタビューに

 「ヤバイ。もらい泣きしそうになっちゃったけど。大好きだぜ!」

 ◇男子200メートルで金メダルのライルズ(米国)がリレーでの金メダル宣言に反応

 「ノアごめんなさい!金はウチ(日本)が獲るかもしれません」

 ◇20日放送のTBS系「情報7daysニュースキャスター」で卒業宣言

 「もうやらないですよ。本当に卒業します。僕はテレビで応援します。お叱りの言葉もたくさんあることを踏まえて、体力の限界!楽しいうちにやめたい!もう迷惑かけちゃう。老兵は去ります!」

 ◇最終日の女子400メートルリレーで今季限りで引退のジャマイカのシェリーアン・フレイザープライスが日本を意識した赤と白のド派手な髪で登場

 「なんと姉さん、もう泣いちゃうよ。なんていい人なんだ」

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