日本選手権で陸連が異例の訂正 男子400メートルの佐藤風雅の失格取り消しで優勝 レースから50日、世界選手権代表入り浮上

 男子400メートル決勝で失格となる佐藤風雅(右)。左は今泉堅貴
 日本選手権男子400メートル決勝、レーン侵害で失格の判定を受けた佐藤風雅(左)。中央は今泉堅貴=7月6日
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 日本陸連は25日、7月の日本選手権男子400メートル決勝で、佐藤風雅(29)=ミズノ=の失格を取り消し、優勝にすると発表した。同レースから50日が経過し、世界選手権(9月、東京)開幕まで1カ月を切った時期に異例の訂正となった。

 当該レースでは1番手で入線した佐藤が、最終コーナーで左足が内側のラインを「完全に踏み越えた」と判断されて失格になった。所属のミズノが大会後に画像資料を提出して上訴。失格理由が「2歩ラインを踏んだ」に変わって再度上訴するなど、事態は二転三転して時間を要したが、最終的には「ラインを1歩だけ踏んだ」と覆り、失格が取り消された。

 ルール解釈の誤認もあった。大会側は「接地面となる足が全てラインを超えていた瞬間があれば失格」と認識していたが、正しくは「一連の動作の中でかかとがラインを踏んでいる場合は、踏み越えているとはならない」。細かい食い違いが今回の事態を招いた。

 世界陸連の公式結果も更新され、佐藤に世界ランキングポイントが加算される見込み。これまで同50位で世界選手権出場圏外だったが、出場圏内の48位以内に浮上する可能性が高まった。

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