三役陥落確実の大栄翔、休場から復活に闘志「戻ることはもちろん、さらに上を目指す」
大相撲力士を対象とした日本相撲協会の健康診断が21日、東京・両国国技館で行われ、関脇大栄翔(31)=追手風=が復活に意欲を示した。
7月の名古屋場所は「右腓腹筋断裂」のため休場。夏場所で10勝し大関昇進の起点をつくったが、これで7場所守った三役から平幕に番付を下げることが確実となった。
自身初の休場。場所をテレビ観戦し「自分が部屋にいて不思議な感じ。もっと頑張りたいと思った」と複雑な心境を明かした。20日からぶつかり稽古を再開するなど、回復は順調だという。
大関とりは振り出しに戻った。それでも「戻ることはもちろん、さらに上を目指してやっていく。しっかり治して頑張りたい」とキッパリ。気持ちは折れていない。





